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Zoom、大規模バーチャルイベントのためのプラットフォーム「Zoom Events」を発表

有償イベントソリューション「OnZoom」をベースにイベントハブ・仮想ロビー・発券などの機能を集約

「Zoom Events」のイベントハブ

 米Zoom Video Communicationsは5月19日(現地時間)、バーチャルイベントのプラットフォーム「Zoom Events」を発表した。近々リリースされるという。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響で、これまで物理的な会場で催されていた大規模カンファレンスはオンラインで開催されることが多くなってきた。「Zoom Events」はこうした仮想空間でのイベント開催を支援するためのプラットフォームだ。

 同社は2020年10月に「OnZoom」と呼ばれるソリューションを発表し、「Zoom」のミーティングやウェビナーを使って有償のイベントを開催するプラットフォームを提供してきた。「Zoom Events」はこれをベースに、イベント情報を集約した「ハブ」、参加者同士が交流できる仮想ロビー、参加者の登録・チケットの発券、イベントの統計とユーザーアクセスを管理するダッシュボードといった機能を集約したオールインワンプラットフォームになるという。

 「OnZoom」は「Zoom Events」に統合され、検索可能なイベントのディレクトリとして機能するようになるとのこと。「OnZoom」のユーザーは「Zoom Events」がリリースされればそのまま移行できる。