プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会

2020年度 年次報告・決算発表会を開催いたしました

日頃よりフリーランス協会にご賛同・応援をいただき、誠にありがとうございます。
2020年度のフリーランス協会の決算発表を兼ねた年次報告をさせていただきます。

年次報告資料の全スライドは、以下をご覧ください。(拡大表示は右下の矢印をクリック)


会員規模

2020年度も、フリーランス協会は国内最大規模のフリーランス・副業ワーカーのネットワークとして、
①政策を実現する ②認識を変える ③マーケットを作る という3つのミッションに基づき活動に邁進してまいりました。

コロナ禍でのフリーランス支援活動を通じて認知が拡がったことも影響し、大変多くの方に新規ご入会、更新をいただき、この一年間で一般会員(有料会員)の数が1.8倍となりました。
また、メルマガ購読者、SNSフォロワーも含めたフォロワー総数(無料会員)も大幅に増えて、現在では5万人近い方に情報を受け取っていただいております。
応援くださる法人会員の企業皆様にも、改めてお礼申し上げます。

私たちフリーランス協会の役割は、各種実態調査を通じて一人ひとりのフリーランスの小さな声を集め、大きな声として政府や社会に届けて、誰もが安心して自律的なキャリアを築けるように多様な働き方の選択肢を整えていくことです。
現在も国内最大規模のフリーランスネットワークとして、様々なステークホルダーからその役割期待をお預かりしていますが、引き続き、より多くの、より多様なフリーランスの声を拾えるように成長してまいりたいと思います。10年後の2030年には国内フリーランス人口の10%程度が調査対象となることを目指しています。

2020年度決算報告と組織について

フリーランス協会は設立以来「#全員複業 #ほぼ全員プロボノ #フルリモート」という実験的な組織運営を行ってまいりました。
これまで人件費をほとんどかけない、善意に支えられた組織経営をやってきた中で、2020年度は個人・法人会員数の増加で非営利事業収入が増加したことに加え、研修事業やコロナ禍対応としての公共事業受託(「中小企業庁 デジタル化応援隊事業 フリーランス向け登録支援パートナー団体」や「内閣府企業主導型ベビ―シッター利用者支援事業 コロナ禍特例措置のフリーランス向け給付事務局」など)といった収益事業があったこともあり、当期純利益は大幅黒字で着地となりました。

▶2020年度決算報告書(PDF)はこちらをご参照ください。

こうした財務基盤の安定を踏まえ、2021年度からは会員規模や活動領域の拡大に応え、サステナブルな組織としてしっかり社会的責任を担いながら、着実にソーシャルインパクトを生み出していくため、プロボノ組織(ボランティア集団)を脱却します。
事務局メンバーは2020年下期から段階的に有償の業務委託契約に切り替えてまいりましたが、2021年4月からは常任理事2名への給与支払いも開始してまいります。(詳細はこちら

また、生まれた利益を会員の皆様に還元すべく、新たな取り組みを始めます。

2021年度の新たな取り組み

2021年度は、個人会員の皆様のサポートを強化し、70歳就業法施行という社会変化に対応すべく、これまでの活動に加えて以下3つの取り組みを新たに推進します。

①一般会員向けベネフィットプランに新たな自動付帯保険を追加

一般会員の高い入会動機である賠償責任補償に加え、2021年下期から新たな自動付帯保険を追加予定します。

②フリーランス向けセルフキャリアドック

かねてより要望の多かったフリーランスの「キャリア相談窓口」。近年、企業向けに導入推奨されている「セルフキャリアドック」を、共助の仕組みを活用しフリーランス協会が費用補助する形で、一般会員向けに格安で提供します。

③法人研修「50代向け自律志向人材育成プログラム」提供

昨年12月にリリースし、トライアルを重ねてきた企業向け研修「50代からの自律志向人材育成プログラム」の提供を本格化します。

その他プロジェクトでも、さまざまな取り組みを進行中です。詳しくは、こちらのスライドシェア(年次報告資料)でぜひご確認ください。

引き続き、国内最大級のフリーランス当事者団体として、フリーランスや副業ワーカーの課題やニーズをよりクリアに捉え、さらなる加速が期待されるフリーランスの環境整備に貢献してまいります。

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