デジタル時代のニューススキルを育む報道セミナーを無料で開きます！

 

 

ご挨拶

 

一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構（D-JEDI）は、デジタル時代の発信に不可欠の取材・情報収集、企画や表現、デジタルスキルや伝統的な報道の知見などを幅広く学ぶ場を提供する非営利団体です。

 

代表の浜田敬子を始め、新聞や雑誌、テレビでキャリアを積み、現在はネットを中心に活動する5人が理事を務めています。

 

昨年9月に設立シンポを開催し、コロナ対策で席数を限った会場は50席が満員。ウクライナやロンドンともオンラインで結んだパネル討論はメディア関係者を対象に絞った内容にも関わらず、視聴数1500を超えました。

 

その後も月1回の定例セミナー、オープンデータ活用の資料提供、会員に限った非公開イベントなどを続けており、参加者数、有料会員数ともに着実に増えています。

 

 

 

 

 

プロジェクトメンバーのご紹介

 

D-JEDIは、新聞やNHKで経験を積み、その後、インターネットメディアやプラットフォームなど多様なキャリアを積んで来た理事5人で設立しました。

 

 

 

 

 

 

 

私たちが活動を行う理由

 

伝統的な報道機関から、ネットの世界に移った理事5人には共通の問題意識がありました。

 

新聞やテレビなどの伝統的なメディアに所属する人たちは、ネットやデジタルに関する知見が少なく、一方でデジタルメディアの世界には報道の世界で積み上げられてきた手法や行動規範などを学ぶ機会がないことです。

 

例えば、デジタル報道の基礎的なスキルである検索の手法やソーシャルメディア活用のツールについて、ネットメディアに所属している記者であれば知ってて当然のことを伝統メディアの記者たちは知らなかったり、逆に、取材に必要な基礎的な法律や規範の知識、調査報道の知見などをネットメディアではまったく学んでいなかったりします。

 

メディアに所属する記者・編集者に限らず、いまはYouTubeやTikTok、Podcast、ブログなど、個人や企業のオウンドメディアでの発信が増えていますが、根本的な知見や現代的な考え方を知らないために炎上するケースも増えています。誰もが発信できるデジタル時代において、情報収集や表現などの知見は誰にとっても不可欠なものとなりました。

 

組織を超えて、個人レベルで知見を学びあい、共有し、さらには共同企画などを実現する場としていくためにD-JEDIは生まれました。

 

 

 

今回のプロジェクトについて

 

皆様にご支援いただきたいプロジェクトはD-JEDIが4月に3日間かけて開催する「若手・新人向けデジタル報道講座」、そして秋に予定する「中堅向けリスキリング報道講座」です。

講師は理事5人だけでなく、ゲストに様々な分野の専門家を招きます。

 

 

 

 

報道業界や社会の未来を支える人材をより多く育てるために、新人・若手を対象とした今回の講座は、3日目のリアル会場参加者を除いて、すべて無料とします。その講座運営費をぜひ、みなさまからの寄付でまかないたいと思っております。

 

 

春の新人・若手向け講座に対して、秋は中堅向けにリスキリング報道講座を予定しています。それぞれの世代や経験に照準をあわせた連続講座を開講し、さらにそれぞれのネットワーキングの場ともしていきたいと考えています。

 

 

災害などやむを得ない理由で予定通りイベントが開催できなかった場合は、後日に延期いたします。

 

 

3日間全9講座の運営費(登壇者への謝礼、オンライン配信費用、アーカイブや関連資料提供費など）と、D-JEDI運営費に活用させていただきます。目標金額を超えた場合は、秋の中堅向けリスキリング講座の準備といたします。

 

 

メディアは民主主義社会の基盤です。政治も経済も、信頼できる情報がなければ、歪んでいく危険性を孕んでいます。デジタル時代のメディアの担い手を育てていくために、より多くの方に現状に関心を持っていただき、支えていただきたいと考え、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。

 

私達はこれまで、一般財団法人Soilや梅田優祐氏からの大口寄付や有料会員、有料イベントからの収入でD-JEDIを運営してきました。今後は、みなさまからの幅広い寄付やご意見も支えとして、さらに活動を広げていきたいと考えています。

 

ご挨拶

参加者の声

 

D-JEDIでは昨年9月の設立から2023年1月までに5回のセミナーを開きました。参加者は右肩上がりで増えており、延べ500人を超えています。参加者へのアンケートでは、毎回非常に高い評価を得ています。その声を一部紹介いたします。

 

「理事含め豪華な講演者のお話は興味深かった。会場にも老若男女問わず、様々な人が来ていて皆危機感を持っている人は少なくないのだと再認識した」  (通信社・写真映像記者)

 

「目から鱗のお話ばかりであっという間でした。まだまだ消化吸収するには時間がかかりそうですが、雨のようにこうしたお話を浴びて身につけていきたいと思います」（新聞社・社会部記者）

 

「まさに自らが参加してみたいと強く思っていたことなので、本当にありがたいです」（ネットメディア経営者）

 

「『記者のためのオープンデータ活用ハンドブック』も購入して拝読してますが、やはり直接使い方を実践しながら見せてもらうのはいいですね。社に来てもらってもっと詳しくお話をうかがいたいとの思いをまた強くしました」（新聞社・局長）

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

報道は民主主義社会を支える重要な機能です。基礎的な知見の共有は、各社の利害を超え、業界全体として進めていくべき課題だと、私達は考えています。実際に世界では、このようなデジタル報道研修が多数提供されていますが、そのほとんどは英語で、デジタル報道の新しい知見が日本に浸透するのを阻む言語の壁となっています。

 

D-JEDIはみなさまからの寄付によってデジタル報道講座をさらに拡充し、オンライン教材化やフォローアップ研修、さらにはD-JEDIで育んだネットワークとデジタルの知見を活かし、データを活用した報道や社会課題の解決に向けて組織を超えて情報発信していくコラボレーション報道のハブにもなりたいと考えています。

 

ぜひ、ご支援のほどをよろしくお願いいたします。