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日本の原風景が残る、岐阜県飛騨市で里山ワーケーションを体験!

都市部で育った人ならば、「里山暮らし」に一度は憧れたことがあるのではないでしょうか? 「まんが日本昔ばなし」に出てくるような日本の原風景。
そんな里山暮らしをプチ体験すべく、行ってきました!岐阜県飛騨市へ。利用したのは、以前、フリパラでも紹介した「ぎふ農村ワーケーション」のプログラム。友人家族と滞在したときの様子をご紹介します!

最近では、インバウンド客に人気

さて、飛騨高山がどこにあるか、ご存知でしょうか。岐阜と言えば名古屋に近いイメージがありましたが、飛騨高山は富山に近くにあります。

R4.10飛騨高山総合パンフレットより

ただ、近いと言っても富山駅から1時間半ほどかかります。上図を見ていただくと分かるように、関東からも関西からも4〜5時間ほど。
アクセスが良い観光地とはお世辞にも言えません。
にもかかわらず、近年外国人観光客が訪れる人気観光地に発展。コロナ禍前は、人口8万人の高山市に年間50万〜60万人の外国人観光客が訪れていたのだとか。

高山駅前は飛騨牛や焼き立て煎餅を食べ歩き

というわけで、期待に胸を躍らせ、やってきました。高山駅。
古い町並みが残る場所とは想像もできないような、近代的な建物でした。

ちょうどお昼過ぎで、お腹も空いてきた頃、高山市の観光名所の一つ、旧市街地へ向かい飛騨のグルメを堪能することにしました。

高山駅の目の前の道を進むと、観光地として有名な旧市街地がある

奥へ進むと、古い町並みの中に、たくさんの飲食店が現れました!

天候に恵まれなかったのですが、観光客で賑わっていました

焼きたての煎餅は、匂いに誘われ購入を決定。飛騨牛のお寿司も頂きました。

焼き立ての煎餅。香ばしい!
飛騨牛寿司の3点セット。お皿が煎餅!

いよいよ憧れの里山とご対面

飛騨のグルメを味わった後に向かったのは、今回の目的地である飛騨市です。高山市から車で20分ほど。さっそく道中に広がる農村の景色に心が洗われます。

黄金色に染まる田園風景。

宿の近くには、どこか懐かしい棚田の風景が広がっていました。

ということで、滞在する「板倉の宿 種蔵」に到着しました。
出迎えてくれたオーナーは、里山暮らしに憧れて、関西圏から移住してきた方。「菜食中心のお食事を囲炉裏を囲いながら食べていただき、里山暮らしを体験してもらいたい」と語ります。

こちらのお宿、1日1組限定というのも魅力です。
今回は子どもたちが走り回っても、気兼ねすることなくのんびり過ごすことができました。宿泊人数の上限はありますが、親戚や友人家族と集う場所として利用できそうです!

入り口で出迎えてくれた陽気なオーナー。

宿の目の前に広がるのは、山々のみ! 自然と深呼吸してしまうほどの絶景でした。

季節が良ければここでゆっくり読書も良さそう!

今回は、この土地の魅力を知ってもらいたいという地元の方の計らいで、「里山散歩」に案内してもらうことに。

透き通っている湧水。川には魚も見えました。

宿がある種蔵集落では「住む家を壊す事があっても倉だけは守れ」と言われ続けていたそうです。

蔵が残る農村風景が至る所に点在している。

菜食中心の囲炉裏料理。心身ともに健康に

もともとマクロビ好きのオーナーが営んでいたこともあり、新オーナーも、基本は菜食中心に焼き魚が基本。地元の川魚や富山港からのお魚を仕入れているそうです。

初めてミョウガの串焼き!

個人的には、朝ご飯のエゴマの朴葉(ほうば)味噌がお気に入りに。朴葉味噌とは、味噌と刻んだねぎを朴葉の上で焼きながら食べる素朴な郷土料理として飛騨地域で有名です。

朝ごはんも菜食中心。心も体もデトックス。
子どもも菜食中心。

大人はコワーキングスペースへ

さて、翌日はというと、仕事がある大人はコワーキングスペースへ。子どもと残った大人は、宿の体験プログラムに参加しました。

コワーキングがあるのは、飛騨市中心部。観光名所の高山市の街並みよりも全体的に落ち着いた雰囲気があり、ワーク環境としては集中できそうな印象を持ちました。

柳の下の小川には鯉が泳いでおり、情緒たっぷり!

こんな素敵な城下町にコワーキングスペースがあるとは、にわかに信じ難いですが、発見しました!
The Japan Timesにも掲載され、外国人観光客も訪れるという「TRACE〜Coworking & Office Space」です。

広々した空間。ソファーや和室でくつろぐのも良し!
街並みを行き交う人々を見ながらワークタイム

ドロップイン料金が1時間1,000円、1日5,000円と知った時は驚きましたが、プライベートサウナを併設しており、1日3時間のサウナ代とコワーキングスペース1日利用料金込みで、14,000円のセット料金(2名利用)で利用できるとのこと。サウナ好きの外国人客に人気だそうです!

子どもは、畑しごとや蕎麦打ちを体験

一方、里山体験を選んだ子どもたちと大人たちは、オーナーが無農薬で育てている野菜を収穫しました。

宿の目の前の畑でネギを収穫!

自分たちで打った蕎麦を昼食や夕食時に食べられるのも、この宿ならではのプログラム。近くの蕎麦体験施設と連携し実現した企画だそうです。

均等に切るために、子どもたちは真剣です!

以上、初めての岐阜の里山で過ごしたワーケーション。
宿泊先が7世帯だけが住む集落の中にあったため、コンビニに行くのに車で20分、自動販売機に行くのに車で5分と、普段の都市部での暮らしではできない非日常の暮らしを体験でき、とても刺激的な滞在となりました!

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残り5名! 岐阜で農村ワーケーションを体験してみませんか?

2月11日(土)〜13(月)の2泊3日。築100年を超える古民家を再生したゲストハウス「ちごのもり」に滞在してみませんか? 体験するのもワークするのもOKのプランです。

申し込みは、日本旅行の特設サイトより!

豊富な体験メニュー
・テントサウナ体験
・ピザ作り体験
・餅つき体験(薪割りとおくど体験含む)
・手打ち蕎麦体験
・山菜、野草、天然ハーブ摘み体験(天ぷら、デトックスジュース、竹筒炊き込みご飯付)
・無農薬野菜収穫体験(必須体験)
・柿渋染め体験(地元の連柿の里の柿BUSHIさんとのコラボ企画でタオル染めなど)
・魔女の化粧水又は美山杉のアロマウォーター作り体験
・木製クーホルダー作り又はトールペイント体験
・地域連携体験



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