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おしゃれワークスポットが続々!進化する北海道旭川でワーケーションを体験してきた!

北海道旭川市は、北海道の中央部に位置し、札幌市に次いで北海道で2番目に人口が多い都市です。

全国的にも有名となった「旭山動物園」、正油ラーメンがベースの「旭川ラーメン」で知られているほか、最近ではNetflixで話題になったドラマ「First Love 初恋」のロケ地として人気を集めています。

再開発でおしゃれに生まれ変わった駅。駅前には真新しいホテルが林立していました。

ということで、行ってきました!旭川へ。
今回は、札幌市在住のフリーランスライターの正田さんを誘って、編集部の児玉がワーケーションを体験してきましたよ!

駅チカのおしゃれなワークスペースへ

空港バスを利用し、旭川空港から旭川駅に到着した私たち。
さっそくお目当てのワークスペースに向かうことに。

まず旭川駅から東に向かって徒歩7分。
おしゃれなたたずまいのスタバを通りすぎ、たどり着いたのは「あさひかわ北彩都ガーデンセンター」です。

2015年にオープンしただけあって、施設はとてもきれいで清潔感がありました。

ちょっとした作業がしたい時に気軽に利用できるのが魅力。

電源はないため、持参が必要ですが、フリーWi-Fiを利用可能。予約せずにふらっと立ち寄れるので便利です。

基本的にどの席でも作業可能ですが、イベントがあるときは、写真手前の丸テーブルが利用できます。
スタッフさんから「勉強しに来る学生さんもたまにいて、穴場スポット的な感じです」と教えていただきました。

続いての目的地に向かうべく、ふたたび旭川駅へ。
今度は、旭川駅から北へまっすぐ歩いて約5分のところにあるAttic café(アティックカフェ)です。

こちらも、2022年5月にオープンしたばかりのおしゃれなお店です。

内装の色使いやレイアウトが素敵です。

入店時にコワーキング利用か、カフェ利用かを選ぶ仕様になっており、コワーキングの場合、1時間500円からドロップインが可能です。
2時間750円、3時間950円、5時間1,350円、1日1,800円と選べるのが便利です。そのせいか、カフェ近隣のビジネスホテル利用者にも人気とのこと。

こんなオシャレな飲み物がおかわり自由!

もちろん、コワーキングスペースなのでWi-Fiや電源は完備。イヤホンを使用すればZoomなどテレビ会議なども利用可能。
ナチュラルな木のパーテーションが設置され、他のお客さんの視線やパソコン画面が気にならないよう配慮されている点も魅力でした。

集中して仕事したい時にピッタリ!

また、それぞれの席の間隔が90cm以上離れるように設計されているのですが、これは、同じ空間に他のお客さんがいても「個室感」の中で作業できるように意識したのだとか!
加えて、椅子と机に関しても、長時間座っていても疲れない椅子を探してから、その高さに合う机を造作したのだそう。

実際、「5、6時間ほど長時間利用されるお客様も多いんです」と店主が言うのもうなづけるほど、非常に居心地の良い空間でした。

地元の人との交流を求めて「旭川はれて」に潜入!

Attic caféを後にした私たちは、更に北へと歩いていきました。
すると見えてきたのがこちらの「旭川はれて」。
こちらも、2022年7月にオープンしたばかりの新名所。
小さい飲食店が何軒も連なっており、ハシゴして楽しみたくなってしまう場所。店員さんやお客さんとの距離が近いため、自然と会話が弾みました。

営業時間は、11時〜23時(一部店舗を除く)。水曜定休のお店が多いので、来店時には気を付けてくださいね。

この施設、ユニークなのが、「店舗の無償提供」、「頭金・敷金礼金不要」、「退店時に原状回復義務なし」という太っ腹なところ。出店者も出店にチャレンジしやすいのか活気を感じる場所でした。

1階にフリーラウンジがあるOMO7旭川に宿泊

さて、今回宿泊先として選んだのは、旭川駅から徒歩10分ちょっとの場所にある星野リゾートのOMO7旭川。
OMOシリーズは、「旅のテンションを上げる」をコンセプトに掲げているだけあって、入り口からテンション上がりまくりでした。
この重厚感のある入り口を入ると……。

重厚感のある入り口

目に飛び込んできたのは、旭山動物園の世界観!

旭山動物園で出会える動物たちが出迎えてくれました!

ロビーラウンジは「旅行者とローカルがつながる、街にひらかれたオープンで自由な空間」を目指しているだけあって、自然体でいられるようなくつろげるスポットでした。

奥には自由に読める本がズラリ。
お食事マップには「子連れ向け、テイクアウトOK、個室あり」の情報がまとまっていて便利!

標準仕様の客室に加えて、動物をテーマにした客室を用意しているのもOMO7旭川ならでは!指定していたペンギンルームは、想定以上にペンギンだらけでした!他にもオオカミルームやシロクマルームがあるようです。

帯同した子どもも大喜び!

なお、OMO7旭川には、集中してワークしたい人に向けた「OMO(おも)ワークルーム」を設けており、早朝5時から夜中の1時まで、1時間500円で予約できます。

「旅行中少し早めにホテルへ向かい、チェックイン前に1時間だけリモート会議をやりたい」、「チェックアウト後、帰りの飛行機や電車等の時間まで落ち着いた環境で作業したい」といったニーズに応えるためのものだそう。便利ですね!

OMO7旭川のHPより

ちなみに、ビュッフェの朝ごはんも、パン、サラダ、卵料理などの洋食から、北海道の海の幸を味わえる和食も取り揃えた、目もお腹も満たされる品揃えの良さでしたよ。

見た目も味も最高でした!

チェックインを済ませた後は、OMO7旭川から徒歩1分ほどの距離にできたと聞きつけ、見学させてもらったテレワークオフィス「Worcu-pet(ワークーぺ)」へ。

実は、旭川市は家具づくりが盛んなのだとか。その質の高さを知ってもらいたいと、デスクやパーテーションに利用したそうです。

1日中いられる素敵な空間でした!

こちらの施設、現在は旭川市に頻繁に訪れる出張者をターゲットにしているため、会員制の利用に限定されているとのこと。今後、フリーランスの利用者も気軽に利用できることを願いながら、施設を後にしました。

翌朝はレンタカーを借りてドライブ×ワーケーション

さぁ、2日目はレンタカーを借りて車で移動です!
まずは地元の利用客が多いと聞くコワーキングスペースへ。

旭川駅から車で4分のところにある「NEST」は、無料駐車場もあり、ドロップイン可能な場所です。

オープンワークスペース。手前にはウェブ会議用のブースが3室ありました!
イベント開催時には、オープンワークスペースの一部を利用。

同じ施設内にはキッチン付きのフリースペースもあり、さまざまな用途で活用されそうな施設だと思いました!

ランチはやっぱり旭川ラーメンで決まり!

午前のひと仕事を終えておなかが空いてきたので、待望のランチタイムです!今回はインバウンド観光客にも人気の「あさひかわラーメン村」に行ってきました。

すべてのお店を制覇したくなるあさひかわラーメン村。

「旭川が誇るべきラーメン文化をもっと広く知ってもらおう」という思いでオープンしたこの施設には、現在7つの店舗が入っており、旭川ラーメンの多様性を感じられる場所。

今回いただいたのは、「らーめんや 天金」と「旭川ラーメン いし田」。
どちらも同じ正油ラーメンなのに、まったく違う個性で楽しませてくれました!

1.らーめんや 天金

こちらでは通常サイズの正油ラーメンを注文。

スープのみずみずしさをまとったチャーシューはしっとり。噛むほどに肉の味わい深さを感じました。

天金のラーメンは濃厚な味わいのスープに、プリっとした歯ごたえの麺。しっかりとした歯ごたえが嬉しいメンマをじっくり頂きました!

2.旭川ラーメン いし田

続いて、二杯目。さすがにミニラーメンを注文しました。

濃厚な味わいの天金に比べて、スッキリとした味。

いし田の正油は透明で、キリっとした味わいのスープ。濃厚な味わいの天金に比べて、スッキリと頂けます。麺はプリっとしており、メンマは細くて柔らかめ。チャーシューも柔らかく、食べやすい印象です。

全体的にさっぱり食べたい方にオススメの一杯です。

最後は、待望の旭山動物園へ

旭川滞在のフィナーレを飾るのは、旭山動物園。
いちばん楽しみにしていた、雪の降る冬場の時期しか見られない「ペンギンの散歩」です。

散歩道を歩くペンギンたち。こんな近くで見られるのは貴重!

途中、雪も降ってきて極寒の中の滞在でしたが、夏場では見られない動物たちの姿を見ることができました。

寒さのあまり、寄り添って体を温め合うニホンザルたち。
雪と戯れて遊ぶシロクマ。

以上、今回、ワーケーション先としての魅力を探るべく訪問した旭川。
駅前には、ホテルテレワークが可能なビジネスホテルが豊富なうえ、お惣菜を買えるスーパーのイオンもあり、飲食店も選ぶのに迷うほどずらり。

さすが北海道で2番目に人口が多い都市だけあって、とても生活しやすい街でした。北海道の雄大な自然を味わえる美瑛や富良野などの観光地にも近いのも魅力。
旭川を拠点として、オフの日は他の観光地へ足を伸ばす過ごし方もよさそうですね。

執筆:
・児玉真悠子
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・ フリーランス協会 地方創生チーム&フリパラ編集部
ビジネス系出版社を経て、2014年にフリーランスの編集&ライターとして独立。以降、子どもの長期休暇中に、自身の仕事を旅先に持っていく生活へ。各自治体の発信業務に関わる中で、「地域・大人・子ども」にとって三方良しの親子ワーケーションの可能性を感じ、株式会社ソトエを創業。現在、「親子deワーケーション」の企画・運営・発信事業を通じて、仕事と子育てをどちらも大事にできる暮らし方を普及すべく邁進中。twitter:@mayukoda

・正田美紀子
北海道大学経済学部卒業後、旅行系出版社に入社。北海道の旅とグルメに関する特集記事の編集やライティングを担当。また、札幌市内の各飲食店のメニューや企画を立案し、その魅力を伝える広告ライティングを行う。 結婚退職後は出産、育児、夫の海外赴任を経て「環境やライフステージに合わせた働き方とやりがいを見つけること」の重要性を実感。現在は事務パートとライター・デザイナー等の在宅ワークを複業中。3児の母。twitter:
@m_parallelwork



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