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追い込み仕事のおともに!ノンアル&つまみの疑似居酒屋ごはん

初めまして。フリーライターをしながらWebメディア編集・ブロガーなどもしている奥野大児です。会社員から独立して8年目くらいの50歳です。どうぞよろしくお願いします。

グルメメディアへの執筆や、自分のブログにもグルメ系のネタが多かったことから、「フリーランス×グルメで何か書いてください!」とご指示を頂き、書かせていただくことになりました。これからどうぞよろしくお願いいたします。

記念すべき1本目ですが、これを書いている今は、新型コロナウイルス第六波の真っ最中。気軽に外食もできない状況が続いていることもあり、「おうちグルメネタ」を紹介しようと思います。

さてさて、フリーランスなどの自宅作業者は、オフィスワーカーとは違って「食事の自由度」があることにお気づきでしょうか…?

フリーランスは「急に忙しくなった時に周囲の人に手伝いをお願いする」ことがなかなかできません。作業が立て込んでしまうと、パソコンの前と寝床をひたすら往復するような生活を送る人も少なくないでしょう。

僕も、締切りが近くて作業が夜に及ぶときや、仕事が立て込み次から次へとこなして行かなければならないときは、パソコンの前から離れられなくなることがあります。現実的には買い物に行ったり、キッチン・バス・トイレなどで席を立ったりすることもありますが、まあ余暇を楽しむ余裕はない、という状態です。

でも、そんな心身ともにすり減ってしまう状況だからこそ、心のどこかに最低限の余裕を持ちながら仕事をしたい…。そんな時僕は、ノンアルコールドリンクを飲み、おつまみ的なものを食べながら仕事することがあります。今回はその楽しさと、そんな疑似居酒屋食をさらに楽しむ工夫をお伝えしますね。

※本記事では、お酒のテイストでありながらノンアルコールドリンクとして売られている製品全般を見出し以外では「ノンアル」と省略することにします。あらかじめご了承ください。

こんなにあるノンアルコールドリンク

最初に「アルコールのノンアルコール版」が出たのは、ビール飲料だったのではないでしょうか。最初は「ビールっぽいけれど違う飲み物」だったのですが、最近のノンアルビールは本当に美味しくなっていて、お酒関係なく、あの味や喉ごしを求めて買ってしまうこともあるくらいです。

ビールと違って成分の調整が効くため、糖質ゼロやカロリーフリーのような、身体に優しいノンアルビールもあります。炭酸がOK・あの味が好きという方でしたら是非お試し頂きたいところ。

近頃はビールだけでなく、サワー系のノンアルも増えています。アルコール飲料として流行を見せた「ストロング系」のアルコールが無いバージョンも出たりして、サワーの飲みやすさとノンアルの安心感が合わさった商品になっています。

ちょっと飲んだだけでふわふわっと酔ってしまうストロング系。ストロング系のノンアルは、まさにあのウォッカ系の味が活きたまま、いくら飲んでも全然酔いません。ノンアルコールマジックですよ。
近所のコンビニ・スーパーで入手できなかったので写真がありませんが、アルコールのない日本酒やワインもあるんですよ。良かったら検索してみてください。

え?ノンアルのワインってブドウジュースじゃないかって?いえいえ、ノンアルコールワインはブドウからワインを作ってからアルコールを除いた製品、ちゃんと製法が違いますよ。

そうそう、日本の酒税法では、アルコールが1%未満のドリンクはすべて「ノンアルコール飲料」の区分になります。乗り物を運転する方、妊娠・授乳されている方、アレルギーのある方、アルコール分解酵素が無くて著しくお酒に弱い方は「アルコール0.00%」などと表記されている製品を選ぶようにしましょう。

アルコールが0.5%や0.7%のものは、最近では「微アル」と言われていますね。お酒に強い方なら、これらのドリンクでも仕事に集中できるかもしれません。

コンビニで買える最近のおつまみは優秀だ

最近のコンビニのおつまみ、優秀です。とくに缶詰やレトルト製品の進化が著しいようで、上に紹介したようなノンアルとコンビニおつまみを組み合わせると、簡単に「酔わない居酒屋セット」ができあがります。

缶詰の何が優秀かといえば、当たり前過ぎるのですが、保存が利くことです。例えばベーコンやオリーブのような製品は、袋詰めやパウチされている製品だと買ってすぐに食べなければなりませんが、保存期間の長い缶詰を用意しておけば、仕事の上でいつ不意の夜戦が訪れても、ただちに投入できます。

この記事を書くにあたり、いくつか買ってきました。

缶詰のベーコンは調理済みで、ほどよいしょっぱさと肉の脂が絶品です。オリーブはワイン系・サワー系のノンアルと相性が良いでしょう。

こちらはレトルトのアヒージョ。オシャレなイメージのあるアヒージョですが、電子レンジで温めて、簡単におつまみにできます。

気分を味わうなら、バゲット代わりにラスクや普通のパンを用意し、オイルに浸して食べると満足度が上がります。

より簡単に済ますなら、定番の乾き物やポテトチップスも良いですね。

ナッツでは、健康志向の無塩のものもあれば、より味わいに長けるクレイジーソルト入りのものもあります。

ポテトチップスをはじめとする袋入りのスナックは、ぜひ箸を使って食べてください。素手で食べると指が油とカスまみれになり、パソコンに触れる前にいちいち手を拭かなければなりません。

お箸でポテトチップスをつまんでみる、意外や意外、かなり取りやすいんですね。これなら手も汚れません。

知る人ぞ知るいなばの「チキンとタイカレー」をご存じですか?
これはご飯にかける缶詰カレーなのですが、辛いものが好きな人なら、これが単独のおつまみになります。

こうしたカレーはご飯だけでなく、うどんやパスタ、豆腐などにかけても美味しいので応用が利きやすいものです。オススメです。

どこでも簡単に購入できる豆腐ですが、これはほんのひと手間加えるだけでちょいとお洒落なおつまみにできます。

・手で軽く崩す
・ごま油と塩で味付け
・上に刻んだネギなどをかける
・スプーンで食べる

これだけです。これぞ冷や奴!という食べ方は、直方体の豆腐にネギやしょうが、鰹節、醤油などをかけるものですが、食べ方を少し変えるだけでおしゃれ感の出るおつまみになりますよ。

余談です。おつまみとは少々違いますが、ニンニクやニラをたくさん使うような、匂いの強い食べ物を楽しめるのも、フリーランスがリモートワークをしている環境で(食的に)優れているところではないでしょうか。

今日・明日はお客さんと会うことがないぞ!という日は、ガッツリ系のラーメン屋さんに行って「ニンニクマシマシ」とコールするのを楽しんでいます。そう。ラーメンではなくニンニクを食べに行っているのです。

おつまみ食を摂りながら働いてテンションアップ!

僕は42歳過ぎまで会社員をしていて、そこからフリーになって7、8年。当然ながら、会社員時代に仕事をする際には、お酒はもちろん、机でおつまみを食べることなんてありませんでした。年末、仕事納めの納会で、社内でちょっとだけお酒を飲むことはありましたけれど、それは特別な例です。

自宅に持ち帰った仕事を行うときも、頭が鈍くなることからお酒を飲むことはありません。お酒は弱くはないのですが、確認能力の低下などは自覚できますからね、やっぱり飲むわけには行きませんでした。

でも、食べ物の自由はあります。食べたいものを食べながら仕事ができるのは、適度なリラックスに繋がっていました。

そう考えると、そもそもノンアルドリンクを飲みながら仕事するだけで、仕事としての非日常感を味わえるものだと思いませんか?ノンアルですから仕事能力に影響は出ないのですが、職場などではNGと言われることもありますし、お酒を飲みながら働いていると誤解されて得することはありません。
そっと、自宅で楽しむのがテンションアップの秘訣と言えるでしょう。普段お酒を飲むのが好きな方であれば、プラシーボ効果で気持ちが高揚して、仕事がはかどることもありそうです。

こう書いている僕も、これらの食品やドリンクを撮影しながら、食べながら、飲みながら、この原稿を書き上げました。居酒屋風な食事を楽しめていることから「夜の楽しみ」後回しにせずに楽しめていますし、酔うことはないので仕事もテキパキと進みます。ノンアル+つまみは、まさに仕事モードとリラックスモードのハイブリッドフードと言えるでしょう。

仕事が立て込んでいるとき、明日までに仕上げないといけない仕事があるとき。仕事漬けな時間ができそうには、ぜひノンアルやおつまみ系食材の力を借りて、いい感じにテンションを上げてみてください!

奥野 大児
フリーライター・Webメディア編集・ブロガー。システムエンジニアを経験して42歳でフリーに。ITの導入事例インタビューやグルメ・紀行・スマートフォン活用など様々なジャンルで執筆する。辛い料理が好きで、激辛好きのタレントのお店訪問記に同行したことも。
趣味は将棋(アプリ「将棋ウォーズ」で弱い三段)と「味付け以上・料理未満」の調理をすること。最近購入したフルサイズミラーレス一眼を手の内に入れるのが当面の課題。
Twitter:@odaiji
Blog:https://www.odaiji.com/blog/


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