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「フリーランスになりたい」に周囲は大反対!イラストレーターの夢を抱えた会社員が駆け込んだある場所とは?

イラストレーター・高田ゲンキさん『フリーランスで行こう』より転載

漫画『フリーランスで行こう!』より抜粋。

『フリーランスで行こう』転載にあたって

お読みいただきありがとうございます。この『フリーランスで行こう!』という漫画は2016〜2018年にwebで連載し、2018年8月に書籍化された漫画です。当時、多くの方に読んでいただきましたが、改めて多くの方に読んでいただきたく思い、今回から数回にわたりフリパラにて転載していただくことになりました。

作者である僕、高田ゲンキの自己紹介を簡単にさせていただきますと、僕は2022年現在46歳のフリーランスイラストレーター/漫画家で、現在は妻と6歳になる息子と3人でドイツのベルリンで暮らしています。ドイツに移住したのは2012年暮れのことでしたが、フリーランスとして独立したのは更にさかのぼること2004年のことでした。

この漫画の連載を始めたきっかけは息子の誕生でした。それまでと打って変わって一気に育児中心の生活になり、締切がタイトな企業案件や取材が必要な漫画案件を描けなくなってしまったので苦肉の策として取材しなくても描けるネタを探し、フリーランスとして独立した時の経験談を漫画にしようと思いついたというわけです。

しかし、図らずも2016年当時は「フリーランス」というワードが急速に注目され始めた時期で、その時勢もあってこの漫画にも予想を遥かに超える反響をいただくという、まさに嬉しい誤算が起きたのです。このチャンスを逃したくない! 漫画に期待してくださってる読者の方たちにも応えたい!という気持ちだけで、慣れない海外で0歳児の育児に消耗しながらも寝る間を惜しんで漫画を描き続けた1年数ヵ月の日々はつい昨日のようです。

今、改めて読んでいただきたい理由

しかし、それから5年ほどの間に世界は大きく変わりました。

最も大きな出来事は新型コロナウィルスの流行です。そしてそれに伴い「副業」「リモートワーク」「ワーケーション」などというワードも注目を浴びるようになり、働き方の多様化が一気に進みました。そして、そのような流れの中で「フリーランス」というワードへの関心がますます高まっているのを感じます。それは多様な働き方に共通する要素がそこにあるからなのかもしれません。

そういう時代においてフリーランスのリアルな働き方を知っていただくことで働き方や生き方の選択肢を増やせる人が一人でも増えれば…という思いが、今改めてこの漫画を読んでいただきたい理由です。

たくさん反響をいただければ、転載期間の後にフリパラにて新しい漫画の連載もあるかもしれませんので、是非拡散やコメント等の応援をいただければ嬉しいです!

次回記事はこちら:フリーランスは最高!だけど…ぜんぜん仕事が来ないシンプルな理由とは?

高田ゲンキ(たかた・げんき)
イラストレーター/漫画家。1976年生、ベルリン在住。2004年にフリーランスイラストレーターとして活動開始。2012年に夫婦でドイツ移住。イラスト/漫画制作、書籍執筆、YouTube|ブログ|SNSでの発信等メディアを問わず幅広く活動中。イラスト実績の近年の代表例は経済産業省 特許庁のオンライン特許庁見学など。著書2冊出版。一児の父として、フリーランスの仕事と育児の両立の限界に挑戦し続ける日々。
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