フリーランスの普及阻む社会保障格差 遠い自律的働き方
編集委員 水野 裕司
個人で仕事を請け負うフリーランスの人を支援する制度改革が進み始めた。4月末に取引のルールを定めた新法が成立。子育て期間の社会保険料免除も政府は検討する。だが社会保障を全体でみれば、会社員ら雇用されている人に比べて恩恵は乏しい。雇用関係にあるか否かで生活のしやすさに差が出る現状を放置する限り、フリーランスという自律的な働き方の普及は望みにくい。
新法で一方的な報酬減額を禁止、育児中の年金保険料免除も検討
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