橋本拓樹
フリーランスを保護する新たな法案が、開会中の通常国会に提出される見通しとなった。政府は当初は昨秋の臨時国会に出す方針だったが、自民党内で反対の声が出て断念。法案の名称を変え、趣旨を再確認したことで党内がまとまった。
自民党政務調査会の合同部会が17日、法案を了承した。党内の最終的な手続きは来週中に終わる予定。その後、政府が法案を閣議決定し、国会へ提出する見込みだ。
フリーランスとは1人で事業を行う人たちを指す。仕事の発注元に対する立場が弱いため、契約が不利になったり、報酬が約束通り支払われなかったりする場合が少なくないとされる。
「フリーランス新法」はそうし…